”グランドスラム”と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?
テニスの4大大会制覇(全豪オープン・全仏オープン・全英オープン・ウィンブルドン)やゴルフの4台タイトル制覇(マスターズ・全米オープン・全英オープン・全米プロ選手権)、野球の満塁ホームランを思い浮かべる方が多いと思います。
なぜ全く異なるスポーツなのに同じグランドスラムという言葉が使われているのでしょうか?
今回はグランドスラムについて解説していきます!
グランドスラムとは?
実はグランドスラムという言葉は、コントラクトブリッジというトランプゲームが由来です。
コントラクトブリッジとは、16世紀にイギリスで誕生し現在でも世界中で遊ばれているポピュラーなトランプゲームです。
このコントラクトブリッジというゲームについて簡単に説明します。
コントラクトブリッジは4人で行い、2対2に分かれて遊びます。
4人にそれぞれ13枚カードを配り、その配られたカードを1人ずつ出し、1番強いカードを出した人が勝利となります。
カードは1人13枚あるので合計13回カードを出しますが、そのすべてで勝利することをグランドスラムと呼びます。
このようにごくまれにしか起こらない完全勝利を意味するグランドスラムはスポーツに相性が良く、すべてを制覇するという意味でグランドスラムが使われるようになりました。
グランドスラムを生んだコントラクトブリッジはローカルルールはなく世界中で遊ばれているゲームなのでぜひ覚えて遊んでみてはいかがでしょうか!