英語を勉強していると、どうしてもモチベーションが上がらない時期が訪れます。
数学や歴史のように覚えたことをすぐに演習できる科目は、勉強をした分すぐに結果に反映されるため一度スイッチが入るとすぐすぐモチベーションが下がることはあまりありません。
(もちろん得意・不得意によって異なることはあります。)
しかし英語の場合は、暗記するべき英単語の数が多く、覚えたからといって長文問題や英作文の問題が解けるようになるわけではありません。
また、英文法を勉強していても、模試や試験では問題数が少ないため得点源になりづらいため重要だとわかっていても後回しにしてしまいがちになります。
その結果、英文法の知識不足により英語長文の文章精読や和訳の点数にも響き、なかなか成績が上がりにくくなってしまいます。
つまり、英語は勉強をしてから結果が出るまで時間がかかってしまい、なかなか点数に結び付きにくい科目となります。
英語を勉強をするには長期戦になってしまいますが、どのようにモチベーションを保てばよいのでしょうか?
今回は英語学習のモチベーションが上がらないときにおすすめなことを紹介していきます!
モチベーションが上がらないときどうすればいい?
目的を再確認する
まずはなぜ英語を学ぼうとしているのかを再確認してみましょう!
例えばTOEICの勉強のモチベーションが上がらない場合、なぜTOEICの勉強を始めたのかを今一度確認してみましょう。
「就職活動で英語力をアピールしたい」「仕事で英語力が必要」など、多くの人がより良い給料を目指してTOEICの勉強に励んでいると思います。
しかし、TOEICの勉強を続けるうちに、高得点を取ること自体が目的になり、元々の目的を見失ってしまい、勉強が辛くなることもあります。
なので、英語学習へのモチベーションが低下している場合は、学習を始めた当初の目的を思い出して、再びやる気を取り戻しましょう!
好きな分野(音楽・スポーツ)の動画の英語コメントを見る
一番手軽な方法は、音楽やスポーツなどの動画の英語コメントを読むです。
動画サイトには基本的にその動画のコンテンツが好きな人たちが世界中から集まり、好意的なコメントを残します。
例えばスポーツの場合、野球の大谷選手やサッカーの久保選手、三苫選手の動画には世界中のファンが英語でコメントを書き込んでいます。
この英語コメントを自分なりに訳していきましょう!
一見難しいように感じるかもしれませんが、自分の好きな分野なので好奇心が保ちやすく、また好意的なコメントが多いため英語の参考書の問題よりも英語の意味を推測しやすいです。
日本語でもそうですが、自分の好きなものが賞賛されているコメントはついつい読んでしまうので、それを英語コメントにも当てはめてみると楽しく英語に触れることができます。
コメント欄には翻訳機能がついているため、意味の推測が終わったらすぐに日本語訳を見ることができるのも便利なので、動画を楽しみながら英語の勉強をすることができます。
洋楽を聴く・歌う
あまり英語のことは考えずに洋楽を楽しむのも良い方法だと思います。
音楽を聴いたり歌ったりすることでリラックスでき、気持ちを切り替えることができます。
例えばQueenのDon’t Stop Me NowやI Was Born To Love YouはCMでよく流れており、洋楽に詳しくない方でも知っていて元気が出るアップテンポの曲なのでおすすめです。
音読を習慣づけする
英語の勉強だと意識しすぎずに英語の教材を音読してみましょう。
英語を勉強しようと思って音読をするとなかなか続かないといった方もいらっしゃると思いますが、音読をすることで脳が活性化されるため、英語の勉強だけでなく脳自体のトレーニングにもなります。
読書をしている人は頭が良いイメージがありますが、以前私が図書館で読んだ本によると「文章を読むこと、特に声に出したりすることは脳に良い影響を与える」と書かれており、実際に読書や音読の効果は実証されています。
英語の勉強だけでなく脳のトレーニングにもなるので音読を毎日続けてみましょう!
学習法の本を読んでみる
英語を勉強していても点数が上がらなくてモチベーションが維持できない場合は学習法の本を読んでみるのも良い方法です。
実際に自分が行っている勉強法が本に載っていた場合は勉強を続けようとモチベーションがあがり、逆に初めて見る勉強法に出会った場合はその方法でやってみようとモチベーションになります。
ここで、私が読んでみて面白いと思った本を紹介します。
脳科学的に正しい英語学習法 著:加藤俊徳
です!
この本は脳を研究している医師である加藤俊徳さんが書いている本であり、英語と脳の関係を理論的に述べています。
文法・リーディング・リスニング・ライティングはそれぞれ脳の異なる部分と結びついているので、どのような勉強法をしたら英語ができるようになるのか書かれています。
また、大人になってからでも英語ができるようになる理由を脳科学をもとに述べているため、英語学習のモチベーションが上がります。
この本の著者の方も、英語が苦手な状態から浪人を経て大学受験を突破し、海外で研究するまでになっているので、英語が苦手だと感じている方にもよい手助けになるかもしれません。