こんにちは!いしゅーです!
皆さんは「穴があったら入りたい」ということわざをご存知でしょうか?
「穴があったら入りたい」は、身を隠したいくらい恥ずかしい時に使う慣用句であり、特に失敗をしたり失言をしてしまった場合に自分自身を恥じて使います。
普段何気なく使われている言葉ですが、なぜ穴なのでしょうか?
また、英語で表現した場合はどのようになるのでしょうか?
今回は「穴があったら入りたい」について解説していきます!
「穴があったら入りたい」の由来
「穴があったら入りたい」の語源は、古代中国の『賈誼新書(かぎしんじょ)』とされています。
この賈誼新書は当時の政治や社会について論じた論絶やエッセイをまとめたものになっており、この中の一つの物語の登場人物が恥ずかしい思いをして「穴があったら入りたい」といったことが由来とされています。
「穴があったら入りたい」を英語で表現すると?
「穴があったら入りたい」を英語で表現すると、
・I wish the ground would swallow me up.
・I want to crawl into a hole.
・I feel like sinking into the ground.
*英単語解説
・swallow・・・「飲み込む」
・crawl・・・「這う、(crawl intoで)もぐり込む」
・sink・・・「沈む」
となります。
「I wish the ground would swallow me up」、「I want to crawl into a hole」、「I feel like sinking into the ground」を直訳すると、「(恥ずかしくて)穴に入りたい」となり、日本語の「穴があったら入りたい」と同じニュアンスになります。
つまり、英語圏の国も日本と同じく、恥ずかしい思いをした時には「穴に入って全身を隠したい、自分の存在を消したい」と表現します。