『スピードラーニング』はTOEIC対策に使える?メリット・注意点を徹底解説!

【英語学習!】スピードラーニングはTOEIC対策に使えるの? 英語学習法

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皆さんは『スピードラーニング』という英語教材をご存知でしょうか?

「聞き流すだけで英語が話せるようになる」とかつて人気のあった英語教材『スピードラーニング』ですが、現在Audibleの聞き放題サービスに収録されているので手軽に利用でき、通勤・通学中でも手軽にリスニング学習ができます。

英会話だけでなく英語の基礎力の向上としても向いている『スピードラーニング』ですが、この教材はTOEIC対策にも有効なのでしょうか?

この記事ではTOEIC対策として『スピードラーニング』は有効なのか解説します。

『スピードラーニング』とは?

まずは、『スピードラーニング』とはどのような教材なのか解説します。

『スピードラーニング』は1989年に発売され、「毎日5分聞き流すだけで英語が話せるようになる」というキャッチフレーズで2000年代後半~2010年代前半にかけて一世を風靡した英会話教材です。

『スピードラーニング』は全48巻とボリュームが大きく、各巻ごとのストーリーに沿って英会話を学んでいきますが、その会話を「聴く、声に出す」学習をすることで「実践的な英語力が身につく」という設計になっています。

会話内の表現もネイティブに近いものが多く、教科書には載っていないような表現を学ぶことができるので、初心者の方だけでなく英語を勉強している方にも向いている教材となっています。

そんな『スピードラーニング』が、なんと現在「Audible」の聞き放題サービスに含まれており、お得に利用することができます。

Audible版『スピードラーニング』の最大の魅力は、アプリ1つで学習が完結することです。

英会話を学習する際、テキストを準備したり英語音声をスマホに入れて再生したりと、することが多くて大変ですよね。

Audible版『スピードラーニング』ではAudibleアプリを開くだけでテキスト閲覧と音声再生ができるので、いつでもどこでもすぐに学習に取り掛かることができます。

そんな『スピードラーニング』ですが、TOEICの対策としてはどうなのか以下で解説していきます。

コスパ良く英会話を学びたい方は、
Audible版『スピードラーニング』がおすすめ!

Audible版『スピードラーニング』はAudibleアプリ1つで音声の再生・テキスト閲覧ができるので、いつでもどこでも効果的な英会話学習が可能です。

また、Audibleではスピードラーニング以外の英語教材が聴き放題になるほか、文学作品やビジネス本、ポッドキャスト、ASMRなど幅広いジャンルの本やサービスを聴くことができるので、1,500円以上の価値があります。

30日間の無料体験もあるので、気軽に試してみてはいかがでしょうか!

『スピードラーニング』はTOEICのリスニング対策に「一部有効」

『スピードラーニング』は英語の耳慣らしや日常英語の理解には非常に効果的です。

さらに、Audibleのアプリを使ってすぐに学習ができるので、他の教材と比べて勉強に対するハードルが下がります。

そのため、これから英語を学んでいきたい方や英語が苦手な方にとって「英語力の底上げ」や「英語に慣れる」という面からTOEIC対策にも有効ではありますが、一方でTOEICの試験対策そのものとしては物足りない面もあります。

以下では、TOEIC対策におけるメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

スピードラーニングがTOEICに効果的な理由

TOEICに効果的な理由

① 英語のリズムやイントネーションに慣れることができる
② 通勤・家事中に「ながら学習」ができる
③ 初心者でも挫折しにくい構成

① 英語のリズムやイントネーションに慣れることができる

TOEICリスニングでは、ネイティブの自然なスピードや発音に慣れていることが重要です。

スピードラーニングは、ナチュラルスピードの音声が繰り返し流れるため、英語特有のリズム感や音のつながりを身につけることができます。

② 通勤・家事中に「ながら学習」ができる

TOEIC対策は時間の確保がカギになります。

現在『スピードラーニング』はAudibleの聴き放題に含まれており、Audibleアプリ1つで音声の再生、音声速度の変更、テキストの閲覧をすることができます。

また、Audibleのアプリには車載モードやタイマー機能が搭載されているので、ながら学習がしやすい環境が整っています。

そのため、アプリだけで移動中や家事をしながらでも聞き流しでき、毎日の学習時間を最大化できます。

③ 初心者でも挫折しにくい構成

日本語訳付きのため英文の意味がすぐに理解でき、英語学習が初めての方でも「わからない」というストレスを感じにくいのがポイントです。

また、英語初心者向けに「英文解説付き音声」も含まれているので、英語に全然触れたことがない方や苦手意識がある方でも学習しやすい設計になっています。

TOEIC本番対策としては不十分な理由

TOEIC対策として不十分な理由

① TOEIC特有の設問形式に慣れない
② ビジネス英語・専門語彙が少ない
③ 英会話ができる人でもTOEICで高得点を取れないことはよくある

① TOEIC特有の設問形式に慣れない

TOEICのリスニングセクションは、「写真描写」「応答」「会話」「説明文」といった独特の出題形式になっているため、英語が得意な方でもしっかり対策しておかないと点数が取りにくくなっています。

『スピードラーニング』ではこうしたパート練習ができないため、形式慣れには公式問題集や模試の併用が必須です。

② ビジネス英語・専門語彙が少ない

TOEICではビジネス英語が中心に出題されますが、『スピードラーニング』の内容は日常会話が多く、試験で頻出の語彙・フレーズには物足りなさがあります。

一方で、空港内での会話やホテル内での会話など、『スピードラーニング』とTOEICで共通している部分もあるので、事前知識として有効な点もあります。

ただ、Audibleの聞き放題サービスにはビジネス英語版の『スピードラーニング』も収録されているので、ビジネス英語×英会話を一緒に学習したい方はこちらを利用することをおすすめします。

③ 英会話ができる人でもTOEICで高得点を取れないことはよくある

「英語を話せるようになる=英検やTOEICで高得点が取れる」

このように思う方も多いかもしれませんが、「英語を使いこなす能力」と「英語の試験で高得点を取る能力」は少し異なります。

例えば英検の1級はネイティブでもわからない語彙が登場しますし、TOEICのライティング・スピーキング試験の平均点はアメリカよりも韓国の方が高いなど、ネイティブだからといって点数が取れるわけではありません。

私たち日本人の場合でも、慣用句や漢字、日本語の長文問題の試験で必ず高得点を取れるわけではありませんよね。そして、日本語を話せないけど試験の対策をしている人の方が点数を取れる可能性があることも想像できるかと思います。

もちろん英語を話せる人のほうが有利ではありますが、TOEICや英検など試験については試験対策を徹底することが高得点への近道になります。

TOEIC対策で『スピードラーニング』を効果的に使う方法

TOEIC対策で『スピードラーニング』を効果的に使う方法

1. 基礎リスニング力の底上げに使う
2. 毎日の学習習慣づくりに活用

1. 基礎リスニング力の底上げに使う

TOEICの勉強を始める前に、英語を「聞き取る耳」を育てるために『スピードラーニング』を取り入れましょう。

『スピードラーニング』では、「音声の聞き取り」と「繰り返し声に出す」という音読やシャドーイングを使った学習法が推奨されており、このトレーニングを通してリスニング力やスピーキング力が向上します。

このように、『スピードラーニング』で学習することで耳が英語に慣れ、公式問題集のリスニング音声も聞き取りやすくなります。

2. 毎日の学習習慣づくりに活用

『スピードラーニング』はAudibleアプリ1つで、リスニング・音読・シャドーイングなどの学習ができる設計になっています。学習へのハードルが「アプリを開くだけ」という仕組みを活かして、毎日英語に触れる習慣をつけましょう。

学習を継続する土台をつくることで、TOEICのスコアアップにもつながります。

『スピードラーニング』はTOEIC中級者までのサポート教材

結論として、もし『スピードラーニング』をTOEIC対策として考えている場合、英語初心者〜中級者向けのリスニング基礎教材としては非常に効果的ですが、TOEICで高得点を狙うには専門対策が必要です。

とはいえ、『スピードラーニング』を繰り返し聞きこんで音読やシャドーイングを行うことで、英語特有のニュアンスを掴むことができるので、英語の基礎を作るのには最適な教材です。

『スピードラーニング』で基礎英語力を身につけた後は、以下のようなTOEIC対策専用の参考書を使ってTOEICの形式に慣れていきましょう。

また、スピードラーニング以外にも、”英字新聞”を使った学習法もおすすめです。

英字新聞は時事問題を取り扱っているので、TOEICなどの試験対策の他、ビジネス英語や留学に必要な英語力を鍛えることが可能になります。

まとめ:スピードラーニングは「耳慣らし」として有効!

『スピードラーニング』は英語の基礎を作るのには最適な教材ですが、TOEICで高得点を取ることだけを重視する場合は他のTOEIC用の教材の方が向いています。

ただ、TOEICで高得点を取ったからといって英語を話せるようにはならないので、TOEICの勉強と並行して『スピードラーニング』を使うとよいかもしれません。

また、これから英語の勉強を始める方や英語に苦手意識がある方には、まず『スピードラーニング』から始めてみるのも有効でしょう。

コスパ良く英会話を学びたい方は、
Audible版『スピードラーニング』がおすすめ!

Audible版『スピードラーニング』はAudibleアプリ1つで音声の再生・テキスト閲覧ができるので、いつでもどこでも効果的な英会話学習が可能です。

また、Audibleではスピードラーニング以外の英語教材が聴き放題になるほか、文学作品やビジネス本、ポッドキャスト、ASMRなど幅広いジャンルの本やサービスを聴くことができるので、1,500円以上の価値があります。

30日間の無料体験もあるので、気軽に試してみてはいかがでしょうか!

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