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英文法の学習というと、「参考書を読んで問題集を解く」というイメージが強いかもしれません。
しかし、問題集を解くだけでなく音読を取り入れることで、より効果的・効率的に英文法を身につけることができます。
この記事では、なぜ英文法の学習に音読が向いているのか、そしておすすめの教材「総合英語FACTBOOK」の活用法について解説します。
なぜ英文法の学習には「音読」が向いているのか?
英文法といえば、ルールを覚えたり問題を解いたりする「インプット型の勉強法」が一般的ですよね。しかし、実は音読のようなアウトプット学習こそ、文法定着に非常に効果的です。
ここではその理由を詳しく見ていきましょう。
1. 英文の構造が「頭でなく体で理解できる」
文法を参考書や問題演習を通して覚えても、実際の会話やライティングでスムーズに使えるようになるには時間がかかります。
しかし音読では、実際に口を動かしながら英語の語順・構文を繰り返し身体にしみ込ませることができるため、「知識」だけでなく「感覚」として文法を習得できます。
特に「関係代名詞」「仮定法」「助動詞」など、ルールが複雑な文法項目は、音読によって自然な文脈の中で繰り返し使うことで、より確実に理解できます。
2. 音声化することで記憶に定着しやすい
記憶には「視覚」「聴覚」「運動(発話)感覚」など複数の器官が関与しています。
音読では、黙読よりも多くの感覚を使って英文を処理するため、記憶の定着率が格段に高まります。
- 目で読む(視覚)
- 声に出す(発話)
- 音を聞く(聴覚)
このように、さまざまな観点から記憶分野を刺激することで文法の理解がより深まるため、
「あれ?この文法なんだっけ?」といった「勉強したけど思い出せない」場面が減っていきます。
3. 英文のリズムと構文のパターンが自然に身につく
英語は日本語と違って語順やリズムに特徴がある言語です。
参考書を読んだり問題集を解くだけでは文法の構造を覚えることは困難ですが、音読を繰り返すことで「SVO」「助動詞+原形」「if 〜, would〜」といった英語特有の語順パターンが身体で覚えられるようになります。
文法を頭で理解しているだけだと、本番のスピーキングやライティングでつい考えてしまい即座に使うのは難しいですが、音読でパターンを刷り込んでおくと文法的に正しい英文が自然と口から出るようになります。
4. リスニングやスピーキング力も同時に伸ばせる
音読は文法学習にとどまらず、総合的な英語力を向上させるトレーニングでもあります。
正しい文法の英文を何度も音読することで、以下のような副次的効果も得られます。
- 英会話の能力が身につく(スピーキング力)
- 文構造がわかるので聞き取りやすくなる(リスニング力)
- 音のつながりやイントネーションも身につく(発音・リズム)
つまり、音読は「英文法」だけでなく、「話す・聞く・読む・書く」すべてのスキルに直結する万能型学習法なのです。
5. 実際の英語使用場面に近い形で学べる
音読では、ただ文法ルールを覚えるのではなく、実際の英文を自分の口で再現するというプロセスを通して学習が進みます。これにより、学んだ文法が「使える英語」に変わります。
「この構文、試験では出るけど、実際に使えるの?」と疑問に思うこともありますが、音読で何度も使うことにより「使える文法」かどうかや「構文の使い方」がわかってきます。
文法音読におすすめの教材『総合英語FACTBOOK』
英文法の学習におすすめなのが『総合英語FACTBOOK(桐原書店)』です。
『総合英語FACTBOOK』は、大学受験から英検・TOEIC対策までカバーする総合型英文法参考書です。ただの文法解説にとどまらず、音読に適した例文が豊富に収録されている点がこの本の特徴です。
- 英文+和訳がセットになっているので、文法の意味と使い方を同時に理解可能
- 中学~高校レベルの基礎文法から、仮定法・関係詞などの発展内容まで幅広くカバー
- 音読することで文法項目ごとの構文や使い方が自然に身につく
特に、この『総合英語FACTBOOK』の例文をまとめた『総合英語FACTBOOK 例文完全マスター』は以下の3種類の音声をダウンロードすることができるので、音読学習だけでなくシャドーイングにも非常に向いています。
- 「日本語→英語」
- 「英語のみ(ノーマルスピード)」
- 「英語のみ(ハイスピード)」
また、『総合英語FACTBOOK 例文完全マスター』には英文法講義をまとめたDVDが付属しているので、「英文法を一から学びたい方」や「英文法をマスターしたい方」に非常に向いています。
音読×文法学習の具体的なやり方
- 学びたい文法単元(仮定法、分詞構文など)を選ぶ
- 解説を読み、例文を声に出して5〜10回音読
- 音読後、和訳のみを見て英文を再現できるか確認
この流れを習慣化すれば、英文法の理解と運用力を同時に高めることができます。
また、『総合英語FACTBOOK 例文完全マスター』に付属している英文法の解説講座を使って、より効果的にインプットすることができます。
まとめ:文法学習に「音読」を取り入れて英語力アップ!
英文法を実践レベルまで引き上げたいなら、英文法の問題集を解くだけの学習では不十分です。音読というアウトプットを通じて、使える文法力を身につけることができます。
教材には音読に最適な構成を持つ『総合英語FACTBOOK』がおすすめですが、この参考書はボリュームが大きいので、英語初心者にとってこの本を使いこなすことが難しいと感じる方もいるかもしれません。
そのような方には、桐原書店が運営しているオンラインサービス『KIRIHARA Online Academy』がおすすめです。今回紹介した『総合英語FACTBOOK』など桐原書店の参考書を使ってプロの講師によるTOEICや英検、TOEFL iBTの対策講座を受けることができます。
各講座の無料体験も行われているので、気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか!
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