「英語のインプット学習って、結局どれくらい時間をかければ効果が出るの?」
英語を勉強している人なら、一度はこの疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。
毎日長時間やるべきなのか、それとも短時間でも続ければいいのかさまざまな意見があるので、何を信じればよいのか分からなくなることがありますよね。
結論から言うと、「◯時間やれば必ず伸びる」という絶対的な正解は存在しませんが、効果が出やすい時間の目安や考え方はあります。
今回は、「英語インプット学習の基本」や「効果が出やすい学習時間の目安」について分かりやすく解説します。
- 英語の習得に必要な時間
- 効果的な英語学習方法
- インプット学習が英語学習に効果的な理由
英語のインプット学習とは?
英語学習におけるインプットとは、主に次の2つを指します。
- 読む(リーディング)
- 聴く(リスニング)
インプット学習はただ英語を取り入れるだけではなく、「話す」「書く」といったアウトプットの土台にもなる重要な学習です。語彙・文法・表現・発音やリズムの感覚は、まず大量のインプットによって脳に蓄積されます。
インプット学習の中でも特に「聴く」学習が重要で、時間をかけて何度も繰り返し聴くことで英語特有の感覚がつかめるほか、読むことよりも脳に負荷がかかるので「英語の情報処理能力」が向上し、英語を英語のまま理解する英語脳の習得につながります。
英語インプットは何時間必要?【結論】
絶対的な「正解時間」は存在しませんが、一般的には英語の習得には2,000時間以上はかかるといわれています。
「英語ができるようになるには2,000時間も勉強しないといけないの?」
と果てしなく感じてしまうかもしれませんが、この2,000時間はネイティブに近いレベルの英語力の目安なので「英検やTOEICなど試験対策」や「英会話を楽しみたい」といった場合はここまで時間はかかりません。
ただ、英語学習で効果を左右するのは単純な時間ではなく、
- 総学習量
- 学習頻度
- 継続期間
- 学習の質
といった要素が重要なので、時間をかけたからといって英語ができるようになる訳ではありません。
効果を左右する3つの要素
① 学習時間の総量
② 学習頻度
③ 継続力
① 学習時間の総量
英語力の向上には、英語に触れる時間をとにかく増やすことが重要です。
ここでいう「英語に触れる時間」とは単語帳の暗記や英文読解ではなく、読む・聴くインプット学習と音読・シャドーイングといったアウトプットトレーニングの時間を指します。
特に聴くインプット学習の時間をしっかりと確保することで、英語学習に不可欠な文法やリズム、発音、イントネーションが身につくので、英文読解の速度やアウトプットトレーニングにもプラスの影響があります。
② 学習頻度
英語学習は毎日継続することで学習効果が上がります。
「毎日英語を勉強するのは大変」だと感じるかもしれませんが、スキマ時間を有効活用した聴くインプット学習やYouTubeやTEDなど動画を取り入れることで簡単に学習時間を確保することができます。
③ 継続力
2,000時間の半分の1,000時間を確保する場合、1日1時間学習しても3ヶ月以上かかってしまいます。
効率よく英語を学習するためには継続力がとても重要なので、まずは3ヶ月〜半年毎日英語に触れ続けましょう。
レベル別|効果が出やすい学習時間の目安
- 初心者の場合
- 中級者の場合
- 上級者の場合
初心者の場合
目安:1日30分〜1時間
初心者の英語学習の場合、重要なのは時間よりも「負担なく続けられること」です。
「1日30分も英語を勉強できない」と感じるかもしれませんが、初心者こそ学習成果がはっきりと現れやすいです。最初の1ヶ月辛抱すればだんだんと「英語が聴き取れる」という感覚が身につき英語に触れるのが楽しくなってきます。
- 聴くインプット学習
初心者の方がいきなり暗記や英文読解、アウトプットトレーニングを行うと挫折してしまう可能性が高くなってしまうので、まずは英語をたくさん聴くことから始めましょう。
中級者の場合
目安:1日1〜2時間
理解できる範囲の負荷を少しずつ上げていきます。教材のレベルが上がると自然と学習時間が増えていくので、1時間は軽く超えてくるかと思います。
- 聴くインプット学習
- 英字新聞やニュースを使った学習
- 音読やシャドーイングといったアウトプットトレーニング
中級者になると「なんとなく英語がわかるようになったけど使いこなせない」という状況におちいってしまい、勉強してもなかなか結果が出ずに挫折してしまう人も多いです。
聴くインプット学習を中心に英語を使った情報収集やアウトプットトレーニングを行うことで、英語を使う能力が身につきます。
上級者の場合
目安:時間はもちろん質・密度重視
上級者になってくると、学習時間の確保はもちろん、質や密度が重要になってきます。
- 海外のニュースを見る
- 海外ドラマや映画を見て理解する
- AI英会話アプリで実践的なトレーニングを行う
教材を使った学習よりもYouTubeにある英語版のニュースや海外ドラマで学習したり、AI英会話アプリで実践的なアウトプットトレーニングを行いましょう。
時間より重要?インプット学習の“質”とは
英語学習には時間はもちろんインプット学習の質も非常に重要です。
例えば、聴くインプット学習をする際に難易度が高い英語音声を使ってしまうと、「学習時間を確保しているのに英語力が向上しない」状況になってしまいがちです。
これは、ほとんど理解できない英語音声は「単なる音」として流れてしまうので、時間をかけても英語として理解できるようにならないためです。(洋楽をイメージすると分かりやすいかと思います。)
なので、読む・聴くインプット学習を行う際には、難しすぎる音声を聴くよりも理解できる音声を集中して聴く方が効果が高く英語の習得が早まります。
忙しい人向け|インプット時間を確保するコツ
ここまで「英語の習得には学習時間の確保や質が大事」と述べましたが、忙しい社会人や学生にとって学習時間の確保は1番大変ですよね。
そんな忙しい人におすすめなのが「聞き流し」の学習です。
英語を聞き流す学習とは、主に英語の音声を繰り返し聞くことで言語に慣れる学習法です。
単語帳を使った暗記テキストをじっくり読む学習とは異なり、耳から英語を取り入れるインプット重視の学習方法という特徴があります。
また、聴く学習は読む学習と異なり、相手のペースで流れてくる英語を即座に理解しなければならないので脳に負荷がかかり、その結果「英語の情報処理能力」が向上して英語を英語のまま理解できるようになります。
聞き流す学習は主に
- 通勤・通学中
- 家事や運動中
- 就寝前
など、スキマ時間の活用が中心になるので、忙しい社会人でも十分に学習時間を確保することができます。
聞き流す学習は「ながら学習」と混同されがちですが、本来の聞き流しは“意識的して聞く”ことがポイントで、ただBGMのように流すだけでは効果は限定的になります。
英語インプット時間を増やすならAudibleがおすすめ
英語のインプット時間を増やすなら、特におすすめなのがAudibleです。
Audibleには
- ネイティブ音声の自然なスピード
- 再生速度の調整が可能
- 英語書籍・学習コンテンツが豊富
という特徴があり、アプリを開くだけですぐに聴く学習を始めることができます。
また、聞き流す学習に特化した『スピードラーニング』が全巻聴き放題サービスに含まれているので、これだけでもAudibleを使う価値があります。
この他にも、英語版の童話や物語、ディズニー作品、英語のポッドキャストも聴くことができるので、Audibleだけで聴くインプット学習の環境を作ることができます。
英語のインプット学習にはAudibleがおすすめ!
Audibleでは英語教材のオーディオブックはもちろん、人気英語教材『スピードラーニング』や英語学習に関するポッドキャストも聴き放題に含まれています。
30日間の無料体験期間もあるので、ぜひ気軽に試してみてはいかがでしょうか!
よくある質問(FAQ)
Q:毎日何時間やれば効果が出ますか?
A:学習の効果には個人差はありますが、最低でも30分〜1時間は英語に触れましょう。「1日5分〜15分でOK!」のような情報も目にしますが、学習時間が短いと英語の感覚を掴むまでの期間が伸びてしまい挫折に繋がってしまいます。
初心者〜中級者こそ学習時間をしっかりと確保しましょう。
Q:短時間でも意味はありますか?
A:学習しないよりは短時間でも意味があります。例えば「今日は長い時間確保できなかったから明日やろう」よりは「5分〜15分でも英語を聴こう」の方が英語が上達しやすいです。
Q:聞き流しだけでも効果はありますか?
A:聞き流しのように聴くインプット学習は英語学習として非常に効果的です。ただ、英語をBGMのようにながら聴きしてしまうと英語ではなく音として流れてしまうので注意が必要です。
Q:通勤時間でも効果はありますか?
A:十分あります。特に聴くインプット学習は通勤通学時間などのスキマ時間と相性が良く、学習時間の確保としてとても有効です。
まとめ
英語インプット学習において重要なのは、「何時間学習するかやるか」だけでなく「継続できる時間 × 学習の質」も重要です。
多くの人が実践している単語の暗記や英文読解を中心とした学習の場合、時間の確保はもちろん継続しやすさや学習の質に難があるので、なかなか学習効果を実感できずに挫折してしまいます。
まずはインプットを中心とした学習から始めて時間を確保しつつアウトプットトレーニングを追加するなど、効率の良い学習に時間をかけてみてはいかがでしょうか!


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