洋楽を使って楽しく英語を学ぼう！ビートルズのおすすめ曲と学習ポイントを紹介！

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英語の学習方法には「参考書を使った学習」や「オンライン英会話」など、さまざまな種類の学習法がありますよね。

そのなかでも「洋楽を使った英語学習」は楽しく英語に触れることができるので、特にお子さんの英語学習法として人気があります。

実際に、小さいお子さんの英語学習として、ディズニーなど歌や映像を楽しみながら英語を学習できるプログラムはCMでよく見かけますよね。

このように、お子さん向けの学習プログラムはたくさん発売されているので「洋楽を使った英語学習」をする環境が整っていますが、学生や社会人など大人の場合、残念ながらそのような学習プログラムはほぼありません。

そのため、学生や社会人の方は「どのような楽曲を使って英語学習を始めたらよいかわからない」という方も多いのではないでしょうか？

そんな方には、ぜひ「ビートルズ（The Beatles）」の楽曲をおすすめします！

今回は、なぜ洋楽を使った英語学習にビートルズがおすすめなのか、詳しく解説していきます。

ビートルズとは？

まずはビートルズとはどのようなバンドなのか紹介していきます。

ビートルズ（The Beatles）は1960年にイギリスのリヴァプールで結成され、活動期間はたったの10年間（1970年に解散）にもかかわらず、今までの音楽の歴史を塗り替え「世界で最も成功したバンド」と評価されています。

例えば、現在では当たり前になっているPV(プロモーションビデオ)やスタジアムでのライブはビートルズが最初にはじめたほか、さまざまなジャンルの音楽とロックを融合させるなど、以降のの音楽に大きな影響を与えました。

ビートルズは以下の4人のメンバーで構成されており、それぞれの個性を活かして革新的な楽曲を作成しています。

・ジョンレノン(John Lennon):ギター・ボーカル
・ポールマッカートニー(Paul McCartney):ベース・ボーカル
・ジョージハリスン(George Harrison):ギター・ボーカル
・リンゴスター(Ringo Starr):ドラム・ボーカル

なぜビートルズは英語学習に向いてるの？

歌詞がシンプルで理解しやすい

ビートルズの楽曲は他のミュージシャンの楽曲よりも比較的シンプルな英語で書かれているものが多いので、英語初心者でも英語が聞き取りやすく理解しやすいです。

例えば、

・she loves you
・yesterday

は聞き取りやすいテンポの曲で、歌詞に登場する単語も簡単なものがほとんどなので、英語が苦手な方にも向いています。

また、ビートルズの楽曲は1曲あたりの時間が短いものが多いので、何度も繰り返し聴く英語学習におすすめです。

発音がきれいなので、初心者でも聞き取りやすい

洋楽といってもミュージシャンによって発音や歌い方が異なるので、どの楽曲を使って英語学習をするかはとても重要になります。

例えば、マイケルジャクソンは独特な歌い方をするため、曲によってはネイティブの人でも聞き取りにくいと言われています。

その点、ビートルズの楽曲は英語の発音がハッキリとしていて日本人にも聞き取りやすく、英語のリスニングの練習によく使われています。

特に、ポールマッカートニーの歌声は聞き取りやすく、彼が歌っている

・yesterday
・hey Jude 

は、英語の発音がそれぞれハッキリしているので、英語のリスニングが苦手な人でも聞き取りやすい曲です。

英文法の学習に向いている

洋楽を使った英語学習のデメリットとして「洋楽は文法が正しくない」ことがよく挙げられます。

私たち日本人の多くは英文法を苦手としているので、「英文法を学ぶことができない」といわれると洋楽を使った英語学習は意味が無いんじゃないかと思えますよね。

しかし、「洋楽は文法が正しくない」というのは半分正しく半分は間違いです。

例えば、JPOPに登場する日本語は正しいかと聞かれると「歌手や曲による」と思いますよね。また、文法があまり正しくない曲だとしても、ネイティブである日本人はすんなりと歌詞の意味を理解できます。

また、「好き　私に　あなたを」のような日本人でも理解できないようなめちゃくちゃな文法の歌詞は存在しません。

このように、確かに洋楽を使った英語学習は教科書や参考書のようにきっちりとした英文法を学ぶのには不向きかもしれませんが、完全に間違っている文法はほぼ登場せず、ネイティブが自然に理解できる文法を学ぶことができます。

そして、ビートルズの楽曲は文法を崩しているものが少なく、スラングもあまり使われていないので、他の洋楽よりも英文法の勉強に向いています。

有名な曲が多いので楽しく学習できる

ビートルズの楽曲はテレビのバラエティー番組やCMの曲としてよく使われているので、誰しも一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。

知らない洋楽を使って英語学習を始める場合、まずは曲を知ることからはじまるので学習の効率が悪くなってしまいますよね。

その点、ビートルズの楽曲は聴いたことがあるものが多く、飽きることなく何度も繰り返し聴くことができるので、効果的な英語学習を行えます。

ビートルズの楽曲を使ってどのように学習したらいいの？

1. 歌詞を見ながら何度も曲を聴く

まずは歌詞を見ながら曲を何度も聴いてみましょう！

ビートルズの楽曲は曲のテンポがゆっくりなものが多く、歌詞を見ながらだと英語初心者の方でもかなり聞き取ることができると思います。

細かい発音まで聞き取れるようになるまで何度も繰り返し聴きましょう！

2. 曲を聴きながら何度も声に出す

洋楽を使った英語学習では、曲を聴くだけでなく「実際に声に出す」ことが重要になります。

曲を聴くだけでもリスニング能力はそれなりに身に付けることができますが、曲を聴きながら声に出すことによってより細かい発音まで聞き取ることができるようになります。

3. 頭の中で歌詞を思い浮かべる

日常生活で頭の中で歌詞を思い浮かべるのも、英語学習に効果があります。

実際に声に出す音読やシャドーイングなどのアウトプットトレーニングは英語の習得に効果的な学習方法といわれていますが、それだけでなく音楽を聴いていない時に歌詞を頭の中で思い浮かべるトレーニングも語彙や文法の定着に効果的です。

音読やシャドーイングと異なり、いつでもどこでもできるトレーニングなので、暇な時間などを使って学習しましょう。

この他にも、曲を聴いて紙に書き出すディクテーションという学習もとても効果的なので、ぜひ試してみてください！

ビートルズの楽曲で英語学習におすすめな曲

ここで挙げた曲は、ビートルズの楽曲の中でも特に人気がある曲で、テレビのCMやバラエティー番組などでよく流れているので、ほとんどの方が一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

これらの曲はただ有名なだけでなく、曲のテンポが比較的ゆっくりで聞き取りやすく、歌詞がシンプルなので英語学習に向いています。

まとめ

洋楽を使った英語学習は楽しく英語を学ぶことができますが、洋楽を詳しくない方にとっては、英語学習をする楽曲を探すだけでも大変ですよね。

その点、ビートルズの楽曲はテレビ番組の中でよく使われており、「ビートルズは名前しか知らない」といった方でも聴いてみたらわかる曲が多く、楽しく学習することができます。

また、最近の楽曲はアップテンポなものやスラングが多用されているものが多いですが、ビートルズの楽曲はテンポがゆっくりで歌詞も正しい文法のものが多いので聞き取りやすく、英語の学習にとても向いています。

洋楽を使って英語学習をしてみたい方は、ぜひビートルズの楽曲を活用して楽しく英語を学んでみてはいかがでしょうか！