アルクのスピーキング特化アプリ『TALKING MARATHON(トーキングマラソン)』をご存知でしょうか?
「TALKING MARATHON」は日本語→英語へと瞬間英作文するアウトプットに特化したアプリで、「コスパ良く英語を話せるようになりたい」といった方に人気のあるアプリです。
今回は、そんな「TALKING MARATHON」を実際に使ってみた体験をもとに、
- 良かった点・気になった点
- アプリの使い方・学習効果
- おすすめの使い方や教材との併用法
などを詳しくレビューします!

「TALKING MARATHON」とは?
「TALKING MARATHON」は、語学教材で有名なアルク社が開発した英会話トレーニングアプリです。
英語フレーズを聞いて、とっさに英語で答える「クイックレスポンス方式」でスピーキング力を強化します。
特に、以下のような人におすすめです。
- 英語が聞き取れても話すのが苦手
- 自分のペースで発話練習したい
- 英語を“口慣らし”していきたい人
- なるべく安く済ませたい人
「TALKING MARATHON」を使ってみた感想
私自身「TALKING MARATHON」のアプリを実際にダウンロードして使ってみました。
アプリをダウンロードするとすぐに、以下のようなログイン画面が出てきます。メールアドレスやGoogleなどを使って新規登録ができるのでスムーズにログインすることができました。

ログインしてメニューを見てみると、特に設定をしていないのに「無料トライアル中」と出てくるので、「知らないうちに有料プランを契約してしまったかも」と驚くかもしれません。(私はびっくりしました。)
実は、この「無料トライアル中」は新規登録して3日間は有料・無料関係なく表示され、この期間は全ての機能を無料で使うことができる体験期間となっているので、心配せずにさまざまな機能を試してみてください。

有料プランでは「スキットトレーニング」の他、「おまかせトレーニング」「フラッシュトレーニング」を利用することができますが、特に「フラッシュトレーニング」はテーマ別になっており、目的に合わせて学習できる点はいいなと感じました。
(無料プランは「スキットトレーニング」のみ)
アプリ自体は簡単な作りで、直感的に操作できる設計になっているので使いやすく感じます。
以下では実際に「TALKING MARATHON」を使ってみて良かった点・気になった点を述べていきます。
実際に使って良かった点
1. 難易度がやさしく、1問1答の感覚で続けやすい!
「TALKING MARATHON」では、アプリが日本語で質問→6秒以内に英語で答えるという流れになっているので、クイズに答えるような感覚でどんどん進められます。
「音声入力が苦手」「通勤通学の時間はできない」と思う方もいるかもしれませんが、「フラッシュトレーニングモード」では学習開始前に音声入力かキーボード入力を選ぶことができるので、その時の状況によって変更することができます。

クイズや1問1答形式が好きな方はどんどん進めることができますし、苦手な方でも何度も繰り返すことでフレーズをたくさん覚えることができ「英語の瞬発力」が身につきそうだなと感じました。
2. とっさに英語が出る感覚が養われる!
「TALKING MARATHON」は「6秒で答える」という制限のおかげで、反射的に英語を発話する力がつきます。
最初は間違えてしまったりわからずに答えられないことが多々ありますが、同じフレーズが何度も出てくるので、繰り返すうちに自然と口から英語が出るようになっていきます。
この“瞬発力”の強化は英会話だけでなく、ちょっとした英作文にも役立つと感じました。
3. 「どんどん話せる英作文トレーニング」みたいな構成で学べる!
英語学習者の中では定番教材『どんどん話せる英作文トレーニング』をご存じの方も多いかもしれません。
「TALKING MARATHON」は、英会話の教材というよりも『どんどん話せる英作文トレーニング』に構造が似ているなと感じました。
どちらも会話形式ではなく「日本語→英語」を素早く変換するトレーニング形式なので、回数をこなしていくことでだんだんと英語で言葉が出てくるようになってきます。
4. 『キクタン英会話』と併用するとより効率的!
「TALKING MARATHON」は「キクタン英会話」シリーズと連動しているので、書籍を持っていれば
- 音声×文字×練習フレーズ
- インプット&アウトプットの相乗効果
が期待できます。
フレーズを目で確認しながら音読→アプリでスピーキング練習、という流れが最もおすすめです。
気になった点・改善してほしいところ
1. 音声認識がうまくいかないときがある
マイクでの音声認識がうまくいかず、正しく発音していても認識されないケースがありました。
特に周囲の雑音や、滑舌・イントネーションに問題がある場合には注意が必要です。
ただし、このおかげで発音の意識が高まり発音矯正にもつながる点もあるので、必ずしも悪いというわけではなく、モードによってはキーボード入力という選択肢もあるのでそこまで困りません。
2. 1ヶ月プランは「QQEnglish」の無料チケットがつく
1ヶ月プランは4,378円(税込)と、月額2,967円(税込)の6ヶ月プランや月額1,983円(税込)の1年プランと比べてやや割高に感じますよね。
しかし、アプリのメニューを開いてみると「オンライン英会話について」という欄があり、そこには「QQEnglish」の英会話レッスン1回分無料チケットが毎月配布(1ヶ月プランのみ)という、「TALKING MARATHON」のホームページに載っていない情報が記載されていました。
「人気オンライン英会話QQEnglishの無料チケットを毎月1回分貰える」というのはかなりお得な情報なのに、ホームページに載っていないのはなぜだろうと疑問に思いました。
3. iPadの横向き非対応はちょっと不便
現時点では、iPadの横向き表示に非対応です。
iPadなどタブレットは縦向きよりも横向きの方が持ちやすいので、横向きに持つ方の方が多いと思います。
しかし、「TALKING MARATHON」はスマホ・タブレットどちらも縦向きのみなので、スタンドで置いて学習したい人やiPadなどのタブレットを使って学習している人にとってはやや不便に感じます。
おすすめの使い方
朝と夜に1スキットずつ学習(計10分)
毎日コツコツ継続することで、日本語を見るとすぐに自然なフレーズが口から出るようになります。
書籍『キクタン英会話』と併用する
「目でフレーズを確認 → 耳で音を聞く → アプリで話す」
このように、『キクタン英会話』の書籍と併用することで、効果的にインプット・アウトプットを行うことができます。
まとめ:コスパ・手軽さ・効果の三拍子がそろったスピーキング教材!
「TALKING MARATHON」は、瞬間英作文を通して英語がスムーズに出てくるようになり英語を“話せる”ようになるという、非常に優れたトレーニングアプリです。
1回あたり10分もかからずにトレーニングすることができるので、まとまった学習時間がとれない社会人におすすめだと感じました。
有料プランの方がさまざまなトレーニングができるのでより効果的に英語学習ができますが、無料プランでもそれなりに使うことができます。
興味を持った方は、まずは3日間の無料トライアルから気軽に始めてみてはいかがでしょうか!
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