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英語の勉強を続けているのに「英語を聞き取れるけど話せない」「単語はわかるのに文章が出てこない」といった悩みを持っている方が多いですよね。
大学受験やTOEICなどのように、日本の英語学習は文法や語彙、リーディングを重視しているので、いざ外国人を目の前にしてもとっさに英語が出てこない経験がある方がほとんどではないのでしょうか？
何年も英語を勉強しているのに英語が話せるようにならなかったら英語へのモチベーションも下がってしまいます。
このような悩みを解決してくれるのが、 「瞬間英作文トレーニング」です。
今回は、瞬間英作文が英会話に効果的な理由と、初心者でも楽しく続けられるおすすめ教材をご紹介します！
瞬間英作文トレーニングとは？
瞬間英作文とは、日本語の短い文章を見て、即座に英語に言い換える練習です。
例：
「私は昨日、図書館に行きました。」→「I went to the library yesterday.」
このような、シンプル英作文のトレーニングを繰り返すことで、英語を「考えてから話す」のではなく、パッと反射的に口に出せるようになります。
「こんなことを繰り返したところで英語が話せるようになるの？」と思うかもしれませんが、実はこのようなトレーニングを行うことで「英語の回路」を作ることができます。
瞬間英作文は「英語の回路」を作る作業
日本語を英語に変換する時、私たち日本人はつい学校の授業のように
「日本語 → 単語を英語に置き換える → 文法を考える → 英語を話す」
という、複雑な思考をしてしまいます。
そのため、外国人を前にして英語を話そうとしても、発言したい内容を英語に変換するまでに「日本語の文章を作る→文法や単語を意識しながら英作文する」という、かなりの時間がかかってしまいます。(そもそも英語に変換できないことの方が多いですよね。)
しかし、英語が得意な人はわざわざ英訳をせずに
「日本語を考えた瞬間に英語の語順で文が出てくる」
という「英語脳」の状態になっているので、話したいと思ったことを即座に英語として出すことができます。
瞬間英作文は、この 「英語の回路」 を作るためのトレーニングです。
最初は英作文をするのに時間がかかりますが、繰り返し練習することで脳内に英語の語順や構造が定着し、最終的には考えずにパッと英語が出るようになります。
リスニング・リーディングだけでは英会話力が伸びない理由
英語の勉強といえばリスニングやリーディングを思い浮かべる方が多いかと思いますが、この2つは「理解する力」を鍛えるものであり「英語を使う力」が身につくわけではありません。
英語を話せるようになるには「英語で考える」「英語で話す」という、また別のアウトプットトレーニングを行う必要があります。
英語を話せるようになるには「受け身のスキル」ではなく「自分で英語を作る力」が大事になりますが、瞬間英作文はこの「自分で英語を作る力(＝スピーキング力)」を鍛えることができます。
なぜ英会話に効果的なのか？
- 英語の瞬発力が身につく
- 基本文型が身につく
- 英語の「アウトプット力」が鍛えられる
英語の瞬発力が身につく
瞬間英作文では、日本語の文を見てすぐに英語に直すトレーニングを繰り返します。
これにより、英語を「考えてから話す」のではなく、反射的に話せるようになります。
実際に人と話す場合、相手の発言に対して数十秒かけて返事をすることはありませんよね。
このように、英会話を実践する際には即座に反応する必要があるため、瞬間的に正しく英文を組み立てる力が重要になります。
瞬間英作文をなん度も繰り返すことで、知識として覚えた英語を実際に「使える英語」に変え、会話のテンポに合わせて自然に口から出せるようになります。
基本文型が身につく
瞬間英作文で練習するのは、難解な構文ではなく中学レベルの基本文型です。
たとえば「SVO」「SVC」などの構造を、繰り返し口に出して練習することで、自然と正しい語順が身につきます。
私たち日本人にとって英語は難しいものに感じますが、日本語も「て・に・を・は」など日本人にとってもよくよく考えると難しい文法です。
それでもほとんど文法を間違えないのは「たくさん聞く・実際に使う」ことを繰り返しているからです。
英語は日本とは語順が異なるので特に難しく感じますが、基礎を反復することで習得でき、さらに複雑な文にも応用できる力が育ちます。
英語の「アウトプット力」が鍛えられる
英語学習ではリスニングやリーディングといったインプットが重視されがちですが、実際の会話にはアウトプット力が欠かせません。
瞬間英作文は、自分で英語を組み立てて声に出す練習なので、スピーキングやライティングといったアウトプットの基礎が身につきます。
また、瞬間英作文を繰り返すことで語順通りに英語を理解できるようになるので、リスニングをする際に訳さずに英語を聞いたまま理解できるようになります。
つまり、瞬間英作文の学習をすることで、話す・書く・聞くすべてのアウトプットの基礎力を鍛えることができます。
瞬間英作文の効果的なやり方
瞬間英作文の効果的なやり方は以下の通りです。
- 中学レベルの簡単な日本語から始める
- 1文1文、正しい語順を意識する
- 声に出して練習する（音読することでスピーキングも鍛える）
- 繰り返し練習してスピードアップを目指す
まずは簡単な文章から始めて、慣れてきたら「少し長めの文」や「過去形・助動詞・関係詞などの文」など、難易度を上げていきましょう！
【厳選】瞬間英作文におすすめの教材・アプリ3選！
1. 英会話アプリ『TORAbit』
2. 書籍『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』
3. 「英文法」系の書籍
1. 英会話アプリ『TORAbit』
『TORAbit』とは、初心者から上級者まで幅広い方におすすめのAI英会話トレーニングアプリです。
スマホを使って勉強ができるので、いつでもどこでも思い立った時に勉強を始めることができます。
日本語を見て英語で話す練習（瞬間英作文）とシャドーイングを行うことで、スピーキング力やリスニング力を効率よく鍛えることができます。
AIによる自動採点があり、客観的に発音やイントネーションを確認することができるので、より効果的に学習することができます。
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2. 書籍『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』
瞬間英作文といえばコレ！というほど『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』は定番の書籍でロングセラーとなっています。
中学レベルの文型を使った練習問題が多数収録されているので、英語があまり得意ではない方でも取り組みやすい難易度になっています。
「中学レベルの英語は簡単すぎてトレーニングにならないんじゃないの？」と思う方もいるかもしれませんが、「感嘆文」や「現在完了形」といった多くの人が苦手に感じている項目も含まれているので、それなりの難易度に感じると思います。
「英文を見たら理解できるからOK！」ではなく、日本語を見たらすぐに英語が出てくるまで何度もトレーニングをしましょう！
瞬間英作文の定番書籍で高い評価を受けているので、気になった方はまずはこの本からスタートすることをおすすめします。
3. 「英文法」系の書籍
英語の瞬間英作文トレーニングは、瞬間英作文用のアプリや書籍以外にも「文法」系の書籍を使ってトレーニングすることができます。
例えば、『1億人の英会話』や『毎日の英文法』は例文がそこまで難しくなく音声が充実しているので、実用的な英語を効果的に学ぶことができます。
より文法に強くなりたい人は『1億人の英会話』や『毎日の英文法』などの英文法の参考書を使って瞬間英作文のトレーニングを行ってみましょう！
まとめ｜英語を「使える力」に変えるのが瞬間英作文！
英語を読んだり聞いたりするだけではなかなか英語を話せるようになりませんが、正しいトレーニングを行うことで英語は必ず話せるようになります。
「瞬間英作文トレーニング」を通して、英語の語順・回路を頭に定着させることが、スピーキング上達の近道です。
また、瞬間英作文を通して英語脳を作ることで、オンライン英会話など実践形式で英会話をする際に自然と英語が出てきやすくなるので、自分の英語力に対して自信を持つことができます。
「英語を読める・聞けるのに話せない…」と悩んでいる方は、今日から瞬間英作文トレーニングを始めてみてはいかがでしょうか！
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