たったの“3ヶ月”でTOEIC600点を目指せる⁉︎短期間でも結果が出る効果的な英語学習方法を紹介!

たったの“3ヶ月”でTOEIC600点を目指せる⁉︎短期間でも結果が出る効果的な英語学習方法を紹介! TOEIC・英検対策

「TOEICで600点を取りたいけど、英語が苦手で全然解けない…」

このように、TOEICの点数の伸び悩みに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

インターネットやSNSではTOEICで高得点をとっている方がたくさんいらっしゃるので、

「TOEIC600点台は簡単」

だと思われがちですが、実際に受けてみると600点台は決して簡単ではなく、それなりの難易度であることが分かります。

ですが、勉強方法次第では600点は誰でも短期間で目指すことができます。

今回は、たったの”3ヶ月”でTOEIC600点を狙える勉強法をご紹介します。

TOEIC600点台に必要な英語力とは?

英語学習

まずは、TOEIC600点に必要な英語の能力を解説します。

TOEICで600点を取るためには、高校レベルの基礎英語力がしっかり身についていることが前提となります。

具体的には、日常会話やビジネスの基本的なやり取りを理解できる力が必要です。

リスニングでは、「アナウンスや簡単な会議内容を大意で聞き取れる程度」、リーディングでは「大学受験レベルの文法や長文読解力、語彙力」を知っていることが目安です。

実際、大学生のTOEICの平均点は588点(TOEIC公式ホームページより)と600点弱の点数なので、少なくとも受験英語同等かそれ以上の英語力が必要になります。

つまり、TOEIC600点を取るためには「英語の基礎ができている」ことが重要で、大学受験レベル以上の英語力を身につけなければなりません。

それでは、TOEICで600点を取るための学習法を紹介します!

3ヵ月でTOEIC600点を目指す学習法

英語の勉強法
3ヵ月でTOEIC600点を目指す学習法

1. 単語帳の例文を音読&シャドーイング
2. TOEIC対策問題集は一旦後回し
3. 1日最低でも1時間は英語学習の時間を作る
4. スキマ時間に英語に触れる習慣をつける

1. 単語帳の例文を音読&シャドーイング

TOEICで600点を下回っている場合、TOEIC試験用のリーディングやリスニングなど細かいテクニックよりも英語の基礎作りに徹底しましょう。

そのためには、英単語帳の例文を使った音読・シャドーイングがおすすめです。

「大学受験で英単語をそれなりに覚えたから、それよりもTOEIC対策を徹底した方がいいんじゃない?」

と思うかもしれません。

しかし、大学受験で身につけた語彙力は「英単語を見て日本語に訳す」力であり、TOEICや英会話に必要な「聞いてわかる」語彙力ではありません。

TOEICは長文読解がメインの大学受験とは異なり、全体の点数の半分をリスニングが占めているので、目で見て理解できるだけではなく、聞いて理解する必要があります。

また、英単語を目で見るだけでなく例文を何度も読んで体に染み込ませることで、語彙力だけでなく英文法も身につき、リーディング力も同時に向上します。

語彙力の基礎固めでは、単語の暗記ではなく英語を何度も聴いて声に出して身につけていきましょう!

2. TOEIC対策問題集は一旦後回し

「TOEIC600点を取りたいなら模試や参考書を解きまくるべき!」

と思う方も多いかもしれませんが、英語の基礎がない状態で模試や参考書を解いてもスコアはなかなか伸びません。

特に3ヶ月という短期間では、TOEIC試験用のテクニックよりも英語の基礎力アップを重視した方が結果が出やすいですし、今後の高得点を目指す基礎作りにもなります。

模試や公式問題集は、基礎がある程度身についた後に取り組むことで800点以上の高得点につながるので、まずは基礎固めを徹底しましょう!

3. 1日最低でも1時間は英語学習の時間を作る

「英語は1日20分の勉強でOK!」

このように、参考書や英語教材には1日20~30分の勉強で英語力が身につくと書かれているものもありますよね。

確かに、1日20~30分の勉強でも効果的な学習方法であれば英語の習得につながりますが、今回は「3ヵ月でTOEIC600点を目指す」という明確な目標があるので、最低でも1時間は勉強時間を確保しましょう。

「苦手な勉強を1時間も続けたくない…」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、今回おすすめする勉強法は音読やシャドーイングを使ったトレーニングなので、勉強感をあまり感じずに学習することができます。

はじめの頃は大変に感じるかもしれませんが、「聞いた音声を正確に発音する」ことを意識するとあまり苦にならずに続けることができます。

また、タイマーを使うことで学習にメリハリがつくので、ついダラダラしてしまう方にはタイマーがおすすめです!

4. スキマ時間に英語に触れる習慣をつける

机に向かう時間だけでなく、日常に英語に触れる機会を作ると自然と英語力が向上します。

毎日1時間の勉強時間とは別に英語に触れる機会を増やすことで、自然と英語力が身についていきます。

一見大変そうに思えるかもしれませんが、例えば以下のような内容は取り組みやすく効果があります。

  • 通勤中に英字新聞(The Japan Times Alpha など)を読む
  • 移動中は英語学習系ポッドキャストや洋楽を聞く
  • YouTubeなどの動画サイトで英語のコメントを読んでみる

こうした積み重ねが、リーディングやリスニングの基礎力を自然に底上げしてくれます。

学習する際のポイント

英語学習のポイント
学習する際のポイント!

1. 英語の音声を日本語に訳しながら聴かない
2. 同じ単語帳を何度も繰り返す
3. 英文法は解説を読む程度でOK!それよりも例文の音読・シャドーイングの回数を増やそう!

1. 英語の音声を日本語に訳しながら聴かない

英語の音声を聴く際、つい音声を聴きながらわかる単語を日本語に訳してしまいますよね。

中学〜高校レベルのリスニングテストであれば、日本語に訳しながらでも英語音声の内容をだいたい理解できるので、この方法でも点数を取ることができます。

しかし、TOEIC試験のリスニングは短文から長文・会話形式まで様々なタイプのリスニング音声があり、さらにその音声を1度しか聴くことができないので、日本語に訳しながら英語音声を聴く余裕がありません。

そのため、英語音声を聴いて英語のまま理解するトレーニングを行うことが大事になります。

日本語に訳さずに英語を理解するのは難しく感じるかもしれませんが、音読やシャドーイングを何度も繰り返すことでだんだんと慣れてくるので根気強く続けてみましょう!

この力を身につけることで英語力が格段に上がりTOEICの点数も大幅に向上するので、「日本語に訳さずに理解する」ことに注意してトレーニングを行ってみてください!

2. 同じ単語帳を何度も繰り返す

単語帳を2~3週すると目新しさが無くなってしまい、勉強がマンネリ化してしまいますよね。

しかし、ここで他の単語帳に変えてしまうと、どちらの単語帳の内容を中途半端にしか覚えることができず「この単語見たことあるけど、どんな意味だっけ?」のようにしっかりと覚えることができません。

これだと決めた単語帳を使って数ヶ月間勉強することで、TOEICや英検などに必要な語彙力が身につきます。

3. 英文法は解説を読む程度でOK!それよりも例文の音読・シャドーイングの回数を増やそう!

「英文法は覚えることが多くて苦手…」
「参考書を読んで問題集を解いても、英文法ができるようになった気がしない」

このように、日本人の英語学習にとって大きな障壁となっているのが英文法です。

そのため、「英文法を真っ先にマスターしなくちゃ!」と、英文法の参考書をじっくり読んだり問題集を何度も解いたりする人が多いですが、英文法の習得にはそれだけでは足りません。

音読・シャドーイングのようなアウトプットトレーニングを何度も行うことで英語のニュアンスが身につき、知識として身につけた英文法を自然と使いこなせるようになります。

なので、今回は英単語帳の例文を使って何度も繰り返し音読やシャドーイングを行い英語のニュアンスを掴んでいき、例文に登場する文法事項を調べて確認することで英文法を学習していきます。

「英文法をじっくり勉強しないのは不安…」

このように感じる方もいるかもしれませんが、そもそもTOEIC試験では英文法の知識だけを使って解く問題は15問程度なので、時間をかけて英文法の勉強をしてもほとんど点数upに繋がりません。

それなら、例文を使って語彙力を高めつつリスニング力やリーディング力を身につけて、確認程度で文法事項を確認する方がTOEICで点数を取ることができます。

おすすめ学習教材を紹介!

おすすめ英語学習教材!
  • 『DUO3.0』
  • 『ALL IN ONE TOEICテスト音速チャージ』
  • 『The Japan Times Alpha』

『DUO3.0』

DUO3.0

音読やシャドーイングのトレーニングを行うための単語帳として『DUO3.0』がおすすめです!

『DUO3.0』は、現代英語の重要単語1600語重要熟語1000語を重複なしで560本の英文に凝縮させた英単語帳で、この本1冊だけで標準レベルの単語集1冊分の単語+熟語集1冊分の熟語をマスターすることができます。

さらに、英単語・熟語を詰め込んだだけのの英文ではなく、米国の大学教授3名を含む15名のネイティヴが監修した実用性のある英文なので、暗記した英文はそのまま使うことができます。

この自然な英文を音読やシャドーイングをすることで英単語・熟語やリスニング能力、リーディング能力もちろん、英文法も身に付きつきます。

つまり、DUO3.0』を1冊完璧にマスターするだけで、英語の能力が飛躍的に向上します!

『ALL IN ONE TOEICテスト音速チャージ』

ALL IN ONE TOEICテスト音速チャージ

『ALL IN ONE TOEICテスト音速チャージ』は、TOEICに必要な単語・熟語だけでなく、文法・リスニング・リーディングの要素を一冊に凝縮した総合型の参考書です。

通常、TOEIC対策では単語帳や文法書、リスニング教材、問題集と複数の教材を使い分ける必要がありますが、この本ではそれらを「一冊に集約」している点が最大の特徴です。

『ALL IN ONE TOEICテスト音速チャージ』を使って勉強するだけで、語彙力だけでなく文法問題やリスニング問題の対策になるので、要領よくTOEIC対策をすることができます。

また、単語リスト形式ではなく例文をベースに学ぶ形式を採用しているので、ただの知識の暗記ではなく「実際の試験に直結する形」で英語を身につけられるように工夫されています。

特に例文はTOEICに頻出のパターンが多いので、学んだ内容がすぐに試験本番に役立ちます。

『The Japan Times Alpha』

『The Japan Times Alpha』は、株式会社ジャパンタイムズ出版による英語学習者を対象にした週刊英字新聞です。

『The Japan Times Alpha』ではさまざまなニュースを取り扱っているので、初心者〜中・上級者まで幅広いレベルに対応しています。

『The Japan Times Alpha』の特徴
  • 発行元:株式会社ジャパンタイムズ出版
  • 発売日:毎週金曜日
  • 内容:国際・日本のニュース/ビジネス/サイエンス/カルチャーなど
  • 対応レベル:英検2級~準1級、TOEIC600~850点程度
  • 形式:紙版またはデジタル版(音声データつき)

「英字新聞」のように、日常の中に英語を取り入れることで英語の語彙力や読解力が向上するので、TOEIC以外の英語試験の対策や英語を学習している社会人の英語力向上にも有効です。

英語が苦手な人は『Simple English』がおすすめ!

『DUO3.0』や『ALL IN ONE TOEICテスト音速チャージ』などの単語帳が難しく感じる方には『Simple English』がおすすめです!

『Simple English』は、たった81の基本文を繰り返し学ぶことで英語の語順感覚などの“英語脳”が自然に身につくという教材となっており、シンプルな例文を口に出しながらマスターすることで頭の中に“英語回路”を作ることを目指しています。

一見どこにでもある英語教材に見えますが、『Simple English』は教材だけでなく教材を使った効果的なトレーニング方法理論的に解説しているので、英語初心者の方でも安心してトレーニングに取り組むことができ、3ヵ月という短い期間でも結果を出すことが可能になります。

この教材は英会話向けとして誕生しましたが、語彙や文法をマスターすることができることからTOEICや英検などの英語試験対策にも向いています。

まとめ|3ヶ月でTOEIC600点を目指す学習の流れ

3ヶ月でTOEIC600点を目指す学習の流れ

1. 単語帳の例文を音読&シャドーイング
2. TOEIC対策問題集は一旦後回し
3. 1日最低でも1時間は英語学習の時間を作る
4. スキマ時間に英語に触れる習慣をつける

TOEIC試験は難易度がそれなりに高いので短期間で結果を出すことが難しいですが、この方法を3ヶ月間続ければ、基礎が一気に強化され、TOEIC600点を突破する力がついてきます。

「短期間で結果を出したい」と思っている方は、ぜひ今日から実践してみてはいかがでしょうか!

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