「英語は聞き流すだけでは身につかない」
特に英語のリスニングの勉強をする際にこの言葉を目にしますよね。
ただ、十数年前には『スピードラーニング』という聴く英語教材が人気になり、近年は英語に浸かる「イマージョン学習」という聴く英語学習が人気があるので、実際のところ
「英語の聞き流し学習は効果があるの?」
と疑問に思うかもしれません。
結論から言えば、“聞き流す学習はやり方次第で効果は十分期待できる”といえます。
今回は、聞き流し学習の基本から「効果がない」と言われる理由、そして効果的な活用法までを解説します。
- 聞き流す学習とは
- 聞き流す学習が効果が無いといわれる理由
- 聞き流す学習は十分が効果ある
- 学習する際のポイント
聞き流す学習とは?
英語を聞き流す学習とは、主に英語の音声を繰り返し聞くことで言語に慣れる学習法です。
単語帳を使った暗記テキストをじっくり読む学習とは異なり、耳から英語を取り入れるインプット重視の学習方法という特徴があります。
また、聴く学習は読む学習と異なり、相手のペースで流れてくる英語を即座に理解しなければならないので脳に負荷がかかり、その結果「英語の情報処理能力」が向上して英語を英語のまま理解できるようになります。
聞き流し学習の代表的な場面としては、
- 通勤・通学中
- 家事や運動中
- 就寝前
など、スキマ時間の活用が中心になります。
聞き流す学習は「ながら学習」と混同されがちですが、本来の聞き流しは“意識的して聞く”ことがポイントで、ただBGMのように流すだけでは効果は限定的になります。
聞き流す学習が効果がないと言われる理由
「聞き流す学習は効果がない」
「実際に英語を聞き流したけど聞き取れるようにならなかった」
このように聞き流し学習には批判的な意見がたびたびみられますが、これにはいくつか理由があります。
まずは、聞き流し学習ではなくBGM感覚で英語を聴いてしまっていることが挙げられます。
英語の音声をただ流しているだけで聴くことに集中していない場合、脳は情報をほとんど処理しないので英語が身につきません。
「聞き流し=耳にすればOK!」のように感じてしまうかもしれませんが、ある程度聴くことに集中しないと効果は得られません。
次に、理解できない難易度の音声を使ってしまう点です。
聞き流す学習の教材として英検やTOEICのように難易度が高い英語音声を使いがちですが、内容がわからない状態では英語というよりも単なる「音」として処理されやすくなります。
ここまでの説明だと「やっぱり聞き流し学習は効果がないの?」と感じるかもしれませんが、聞き流し学習は英語学習に非常に効果的です。
その理由を以下で解説します。
聞き流す学習が効果的な理由
- インプットの量を確保できる
- 耳を使った学習なので記憶に残りやすい
- アウトプットトレーニングの効率が上がる
インプットの量を確保できる
英語など語学の習得においてインプットの量は必須です。
「英語が聴き取れない」
「勉強しているのに全然話せない」
このように勉強しているのに英語ができないのは、英語を読むことはあっても“聴くこと”が圧倒的に少ないためです。
聞き流しは日常生活に組み込みやすく、学習時間を増やすのに最適です。
机に向かう時間が取れない人でも、1日30〜60分の音声接触を確保できれば、英語への抵抗感は大きく減っていきます。
耳を使った学習なので記憶に残りやすい
耳から入ってくる情報は記憶に残りやすいという特徴があります。
特に、
- フレーズ
- 発音
- リズム
といった要素は、読むよりも聞く方が自然に身につきやすいです。
この他にも、何度も英語を聴くことで語彙や英文法が馴染んでくるので、暗記学習よりも効率よく覚えることができます。
アウトプットトレーニングの効率が上がる
聞き流しで英語の発音やリズム、イントネーションに慣れておくと、音読やシャドーイングなどのアウトプットトレーニングの効果が向上します。
音読などアウトプットトレーニング単体でも英語学習に効果的と言われていますが、聞き流す学習と組み合わせることで「正しい英語」をアウトプットできるようになるので、よりトレーニングの効果が得られやすくなります。
聞き流す学習の注意点
聞き流す学習は手軽で続けやすい反面、やり方を間違えると「ただ音が流れているだけ」になってしまう点に注意が必要です。
効果を高めるためには、いくつか意識すべきポイントがあります。
- 完全な“ながら聴き”にしない
- 難しすぎる教材を選ばない
- 聞くだけで満足しない
- 継続できる環境を整える
完全な“ながら聴き”にしない
聞き流す学習は家事や移動中などのスキマ時間の活用として有効ですが、BGMのように意識が別の作業に向いている状態になってしまうと英語がただの音として流れてしまうので学習効果が薄れてしまいます。
聞き流す学習をする際は「ながら聴き」になってしまわないように気をつけることが大事です。
難しすぎる教材を選ばない
「難易度が高い英語を聴いた方が効果があるかも」と思うかもしれませんが、理解できない音声や難易度が高い音声を聞き続けても脳の処理が追いつかず英語が身につきません。
まずは「7〜8割理解できるレベル」を目安に教材を選び、慣れてきたらだんだんと難易度を上げていきましょう。
聞くだけで満足しない
聞き流し学習はあくまでインプット中心の学習になります。
聴くだけでも英語力は向上しますが、シャドーイング・音読・リピーティングなどのアウトプットトレーニングと組み合わせることでより効果が出ます。
継続できる環境を整える
「今日は英語を聴いたから明日はいいや」のように数日おきになってしまうよりも「毎日少しでも続ける」ことが聴く学習の成功の鍵になります。
いきなり長時間英語を聴くのではなく、無理のない再生時間・頻度を設定しましょう。
聞き流す学習にはAudibleがおすすめ!
聞き流し教材として特におすすめなのがAudibleです。
Audibleには
- ネイティブ音声の自然なスピード
- 再生速度の調整が可能
- 英語書籍・学習コンテンツが豊富
という特徴があり、アプリを開くだけですぐに聴く学習を始めることができます。
また、聞き流す学習に特化した『スピードラーニング』が全巻聴き放題サービスに含まれているので、これだけでもAudibleを使う価値があります。
この他にも、英語版の童話や物語、ディズニー作品、英語のポッドキャストも聴くことができるので、Audibleだけで聞き流す学習の環境を作ることができます。
英語のインプット学習にはAudibleがおすすめ!
Audibleでは英語教材のオーディオブックはもちろん、人気英語教材『スピードラーニング』や英語学習に関するポッドキャストも聴き放題に含まれています。
30日間の無料体験期間もあるので、ぜひ気軽に試してみてはいかがでしょうか!
聞き流す学習がおすすめな人
聞き流し学習は、特に次のような人に向いています。
- 忙しくて机に向かう時間が少ない
- スキマ時間を活用したい
- 英語への抵抗感を減らしたい
- リスニング力を強化したい
- 音読・シャドーイングの土台を作りたい
ただ、「聞き流すだけで話せるようになる」というわけではないので、音読やシャドーイングのようなアウトプットトレーニングと組み合わせましょう。
まとめ
英語を聞き流す学習は「効果がない」とマイナスなイメージを持っているかもしれませんが、実際には活用次第で非常に強力なインプット手段になります。
聞き流す学習に重要なのは、
- 理解できる難易度の音声を使う
- 意識的に聴く時間を作る
- 継続して英語を聴く
- アウトプット学習と併用する
です。
特に聞き流す学習は英語の基盤を作ることに最適で、その後のアウトプットトレーニングの効果が倍増します。
英語力を底上げしたい方は、まずは聞き流す学習から始めてみてはいかがでしょうか!


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