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【イギリス雑学!】グレートブリテンはなぜグレートがつくの?

グレートブリテンはなぜグレートがつくの? 雑学

皆さんはイギリスの正式名称を知っていますか?

正式名称はグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国です。

私がはじめてイギリスの正式名称を知った時「グレートブリテンってなんだろう?」と疑問を持ちました。
調べてみるとイングランド・ウェールズ・スコットランドがある島の名前がブリテン島であるとわかりましたが、なぜブリテン島という名前なのでしょうか?
また、なぜブリテン島にグレートがつくのでしょうか?

今回はグレートブリテン島について解説していきます!

ブリテン島について

ヨーロッパにはローマ人やゲルマン人が国を築く以前から広い地域でケルト人が文化を形成しており、ブリテン島にもケルト人であるブリトゥン人が住んでいました。
このブリトゥン人こそがブリテン島の名前の由来とされています。

その後、ローマ帝国に侵略され属州となり、ブリタニアと呼ばれるようになりました。

4~5世紀くらいにローマ帝国が島から撤退しましたが、次はゲルマン人であるアングロサクソン人がブリテン島に進行し島に住むようになり、ブリトゥン人は島の端(現在のスコットランドやウェールズ)や大陸へ追いやられてしまいました。

大陸へ追いやられたブリトゥン人はフランス北部地域に住むようになり、その地域をブルターニュ(ブリトゥン人の土地を意味する)と呼ぶようになりました。

ブリトゥン人の移動により「ブリトゥン人の土地」を意味する地域が2つ出来てしまい、両地域を区別するために島の方を大ブリテン(グレートブリテン)フランス北部地域を小ブリテンと呼ぶようになりました。

こうしてグレートブリテンが誕生し、現在もなお使われており国名も「グレートブリテン」という表記になっています。

まとめ

まとめ
  • ブリテン島の名前の由来はブリトゥン人
  • アングロサクソン人の侵攻により島の端や大陸へ追いやられた
  • フランス北部にブリトゥン人の土地であるブルターニュが誕生
  • 島と大陸のブリテンを区別するため、島の方を大ブリテン(グレートブリテン)、大陸の方を小ブリテンと呼ぶようになった
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