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英語を楽しく学ぶ方法のひとつに、洋楽を使った学習法があります。
「洋楽で英語を学ぶことができるの?」と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、洋楽には日常会話で役立つフレーズや比喩表現、英単語が豊富に含まれているので英語のニュアンスを理解するのに非常に役立ちます。
今回はThe Beatlesの名曲「Hey Jude」を使って英語表現や語彙を紹介していきます!
有名な洋楽を使って、英語のリスニング能力やスピーキング能力を楽しく学んでいきましょう!
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「Hey Jude」とは?

「Hey Jude」とは、1968年にリリースされたThe Beatlesのシングル曲で1970年2月に発売されたアルバム『Hey Jude』に収録されています。
「Hey Jude」はベース・ボーカルのポール・マッカートニーが作詞作曲しており、ジョン・レノンと妻のシンシアが別居をし精神的に不安だった彼らの息子のために書いた曲だと言われています。
そのため、この曲の歌詞は「辛いことがあっても頑張って困難を乗り越えるんだ」というメッセージが強く、多くの人にも共感を呼ぶため世界中でヒットしました。
「Hey Jude」の1番の特徴は曲の後半部分の「na na na na na na…Hey Jude」をひたすら繰り返す箇所であり、シンプルながら迫力がありキャッチーなメロディであるためCMなどでもよく使われています。
それでは、「Hey Jude」を使って英語を学習していきましょう!
洋楽で英語を学ぶステップ
洋楽で英語を学ぶステップは以下の通りです。
- 歌詞を見ながら曲を聴く
- わからない単語の意味を調べる
- 集中して何度も聴く
- 聴きながら声に出して歌う
以上が洋楽を使った勉強の仕方になります。
曲の文法については、曲を何度も聴いて歌った後に確認するくらいで大丈夫です。
個人的な経験談ですが、曲を聴く前に単語や文法を詰め込みすぎると歌詞(英語)を集中して聴くことができなくなり、逆に効率が落ちてしまいました。
ある程度歌えるようになってから文法を確認することで、暗記ではなく理解しやすくなります。
あまり英語の勉強と意気込まずに、「洋楽を完璧に歌えるようになろう!」という気持ちで取り組む方が楽しく継続することができ、その結果英語が身につきやすくなるのでみなさんぜひ試してみてください!
「Hey Jude」で学べる英語表現

使役動詞makeの使い方
「Hey Jude」には使役動詞のmakeが何度も登場しています。
「使役動詞って何?」と思う方もいると思うので、まずは使役動詞とは何か解説していきます。
使役動詞には「〜させる」「〜させておく」という意味があり、他人に何かをさせる時に使われる動詞です。
使役動詞には以下のような種類があります。
- make(強制)
- let(許可)
- have(依頼)
- get(説得)
それでは「Hey Jude」の使役動詞makeについて解説していきます。
Hey Jude don’t make it bad
The Beatles:「Hey Jude」
Take a sad song and make it better
「Hey Jude」の歌い出しから使役動詞のmakeが2回登場しています。
使役動詞makeの構文は以下のようになっているので確認してください。
- make + 人 + 動詞:「人に〜させる(強制)」
- make + もの + 形容詞/名詞:「〜を〇〇の状態にする」
make it badを2つ目の構文「〜を〇〇の状態にする」に当てはめると「それを悪くする」となり
Hey Jude don’t make it bad(なあJude、悲観的に考えるなよ)
という意味になります。
次に登場するmake it betterも、先ほどと同様2つ目の構文に当てはめると「それを良くする」となり
Take a sad song and make it better(悲しい歌を良くしよう)
という意味になります。
ここまでは使役動詞makeの能動態を紹介しましたが、「Hey Jude」には使役動詞「make」の受動態「〇〇は〜させられた」も登場しているので解説します。
You were made to go out and get her
The Beatles:「Hey Jude」
使役動詞「make」の受動態で注意しなければならない点は、「to + 動詞の原形」に形が変わる点です。
この文を直訳すると「あなたは彼女のもとへ行って彼女を手に入れさせられた」となりますが、このmadeは「命令される」というよりも「運命でそのようになっている」というニュアンスがあるので、
「あなたは彼女のもとへ行って彼女を手に入れる運命なんだ」
と訳した方が自然になります。
itの抽象的な使い方
itについて一般的に「それ」と訳されるため「もの」をイメージするかと思います。
しかし、itにはただの「もの」だけでなく、感情などの抽象的なものも対象になります。
So let it out and let it in
The Beatles:「Hey Jude」
ここでは連続してitが登場していますが、それぞれ対象が異なっています。
この文章を分割して訳を見ていきましょう。
- let it out:「それを出す」→「自分の感情を出す」
- let it in:「それを受け入れる」→「新しいもの(新たな感情)を受け入れる」
このように、同じitにもかかわらずそれぞれ異なる感情を表しています。
少し訳が難しく感じるかもしれませんが、ここでは
So let it out and let it in(心を開いて素直に新しいものを受け入れよう)
のように、「心の中にある悩みや苦しみを出して、希望など新しいものを受け入れよう」という励ましのメッセージとなっています。
「Hey Jude」で学べる語彙

単語帳を使った暗記はもちろん大事ですが、洋楽を意味を感じながら何度も聴くと自然と語彙力が身に付きます。
「Hey Jude」は語彙のレベルが比較的易しく、英語が苦手な方やこれから英語の勉強を始めるという方におすすめな楽曲です。
以下に「Hey Jude」に登場する重要な単語・イディオムをまとめているので、ぜひ確認してみてください。
- make it better:「状況を良くする」
- let 〇〇(人) into your heart:「心を開いて〇〇を受け入れる」
- let 〇〇(人) under your skin:「〇〇を心に入り込ませる」
- let it out:「外に出す、感情を表に出す」
- let it in:「取り入れる」
- remember:「思い出す、覚えている」
- afraid:「恐れて、怖がって」
- pain:「苦痛、痛み」
- refrain:「控える、やめる」
- carry:「運ぶ、運搬する」
- fool:「笑い者、バカ者」
- play:「遊ぶ、振る舞う」
- movement:「運動、活動」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「Hey Jude」はビートルズの楽曲の中でも人気が高く、誰しもが1度は聴いたことがあるくらい有名な曲なので、英語の学習に向いている楽曲です。
ビートルズには有名な楽曲がたくさんありますが、その中でも「Hey Jude」は登場する英単語のレベルが易しく実用性のある英語表現が豊富なので、英語が苦手な方やこれから英語を学びたいという方には特におすすめな楽曲です。
歌詞の意味を感じながら何度も聴いて声に出して歌うことによって英語力が身につくので、音楽を通して楽しみながら学んでみましょう!
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